@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00018010, author = {村上, 翼 and 橋爪, 貴史 and 山下, 高明 and 布村, 俊幸 and 畠中, 茉莉子 and 山本, 祐太郎 and 山本, 賢太郎 and 柴田, やよい and 藤本, 枝里 and 廣田, 誠二 and 西森, 久美子 and 原, 真也 and 島津, 友一 and 山﨑, 浩史 and 山下, 幸一}, issue = {1}, journal = {高知赤十字病院医学雑誌, Medical Journal of Japanese Red Cross Kochi Hospital}, month = {Apr}, note = {【緒言】急性薬物中毒患者は毎年数多く搬送されており,多くは意識障害を伴い入院となって いる.一方で,入院継続を拒否し途中で自主退院するケースも散見するが,その実態は不明である. 今回,当院での急性薬物中毒診療について後方視的に検討し問題点を検討した.【対象】2013 年 4 月 から2015年3月までに当院に搬送され,救命救急センターに入院した107例.【結果】平均年齢は46.9 歳で比較的若年者が多く,性別は男性 35 例,女性 72 例であった.約 8 割の患者に精神的な基礎疾患 を認め,服薬内容の半数はベンゾジアゼピン系抗不安薬,睡眠薬などの向精神薬であった.気管挿管 は 15 例,血液浄化は 2 例に実施した.転帰は帰宅 88 例,転院 17 例,死亡 2 例であった.入院中に精 神科を受診した患者は 6 割程度で,約 1 割の患者が入院を継続できす自主退院していた.【考察・結 語】急性薬物中毒患者の多くは転帰良好だが重症例と軽症例の初療時の特徴の差はなかった.精神科 の受診率が低く自主退院率が高いことが判明した.常勤医がいない状況で,いかに円滑に精神科と連 携していくかが今後の課題である.}, pages = {1--15}, title = {当院における急性薬物中毒の現況}, volume = {25}, year = {2022} }