@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00018009,
 author = {豊田, 優子 and 森田, 優 and 坂東, 弘基 and 岡本, 悠里},
 issue = {1},
 journal = {高知赤十字病院医学雑誌, Medical Journal of Japanese Red Cross Kochi Hospital},
 month = {Apr},
 note = {【背景】肺癌患者のうち47.5％が75歳以上の高齢者であるとの報告がある．【目的】当科におけ
る高齢者肺癌治療の現状を調べる．【方法】2016 年 1 月から 2019 年 12 月の期間に当院呼吸器内科で
肺癌と診断し，初回治療を検討した 75 歳以上の症例について後方視的に検討した．【結果】肺癌症例
312例中，75歳以上の症例は115例（56％）で，男性81例，女性34例だった．このうち35例は呼吸器
外科に紹介した．当科で治療方針を検討した症例は 80 例（男性 57 例，女性 23 例）で，平均年齢 82.1
歳，最高齢 94 歳だった．このうち 26 例は画像的に肺癌が考えられたが高齢や Performance Status
（PS）不良などのために病理学的検索は行わず，Best Supportive Care（BSC）を選択していた．病理
学的に肺癌と確定診断した症例は 54 例（68％）だった．初回治療は放射線療法 4 例，化学放射線療法
5例，化学療法23例，BSC22例だった．1年生存率は治療群75％，BSC 群16% だった．【考察】PS や
希望に応じて診断・治療を選択していたが，積極的な治療が可能な症例の予後は有意に良好だった．},
 pages = {7--79},
 title = {当院呼吸器内科における高齢者肺癌の臨床的検討},
 volume = {25},
 year = {2022}
}