@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00018000, author = {泉谷, 智彦 and 佐原, 和真 and 板東, 康司 and 羽星, 辰哉 and 松下, 展久 and 鈴江, 淳彦}, issue = {1}, journal = {高知赤十字病院医学雑誌, Medical Journal of Japanese Red Cross Kochi Hospital}, month = {Apr}, note = {脳表ヘモジデリン沈着症(superficial siderosis:SS)は,鉄(ヘモジデリン)が脳表や脊髄表面, 脳実質に沈着し,神経障害を来す稀な神経変性疾患であり,小脳・脳幹などの後頭蓋窩や脊髄を中心 にびまん性・対称性に病変が生じる古典型 SS と限局性に病変が生じる限局型 SS の2種類がある.本 邦では SS の診断基準が作成され,SS が指定難病となったことで,SS が徐々に認知されてきているが, 古典型 SS では感音性難聴や小脳失調等の症状が進行して ADL の低下を生じるため,早期発見・早 期治療が重要であると思われるが,未だその病態は充分に解明されておらず,治療法も確立していな い.今回我々は脳ドックで発見された SS の 1 例を経験した.MRI の発達により今後は今回の症例の ように SS が偶然に発見される機会が増えると思われ,SS という疾患を認知して,発症前や発症早期 の症例することが,病態解明や治療方針の確立に役立つと思われる.}, pages = {49--54}, title = {脳ドックで発見された脳表ヘモジデリン沈着症の 1例}, volume = {25}, year = {2022} }