@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00017991, author = {寺田, 潤紀 and 辻, 和也 and 坂本, 敬 and 小松, 俊哉 and 有井, 薫}, journal = {高知赤十字病院医学雑誌, Medical Journal of Japanese Red Cross Kochi Hospital}, month = {Apr}, note = {自己免疫性膵炎(Autoimmune Pancreatitis:AIP)は原因不明な疾患であるが発症に自己免 疫機序の関与が推定されている.一方,AIP 治療の中心はステロイドであるが,AIP 発症以前に糖 尿病がある場合,ステロイド治療により糖尿病コントロールが増悪する可能性がある.今回,2 型糖 尿病の加療中に HbA1c が増悪したことを契機に自己免疫性膵炎の診断に至った 2 例を経験したので 報告する.2 例ともステロイド治療で AIP は改善し,HbA1c の悪化なく 1 日総インスリン量(Total Daily Dose of insulin: TDD)が減量できた.このことは,糖毒性の解除や日常生活の行動変容による インスリン抵抗性の改善が関与したものと思われる.短期間で急激な糖尿病増悪を認めた場合は AIP も鑑別に挙げることが重要である}, pages = {87--91}, title = {糖尿病増悪が診断契機となった自己免疫性膵炎の 2例}, volume = {25}, year = {2022} }