@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00017989, author = {松本, 秀志 and 辻, 和也 and 小松, 俊哉 and 坂本, 敬 and 有井, 薫}, issue = {1}, journal = {高知赤十字病院医学雑誌, Medical Journal of Japanese Red Cross Kochi Hospital}, month = {Apr}, note = {症例は 83 歳女性.ネフローゼ症候群と診断しプレドニゾロン 60 ㎎ / 日で治療を開始した.完 全寛解に至るも咳嗽が出現,胸部単純 CT 画像検査で右肺中葉多房性嚢胞性病変を認めたため,気管 支鏡検査を施行したところ,擦過検体及び培養検査より Aspergillus fumigatus が検出された.慢性 進行性肺アスペルギルス症( CPPA )と診断しボリコナゾールにて治療を開始したが振戦が出現した ため,カスポファンギン( CPFG )に変更,さらにその後の胸部単純 CT 画像検査で右肺陰影の改善 を確認できたため,イトラコナゾールの内服に変更した.発症 1 年後には右肺腫瘤影が消失し現在ま で再燃はない. CPPA に対して CPFG が奏功した 1 例として報告する.また治療経過中にニューモシ スチス肺炎を合併したため ST 合剤で治療した.高齢者への高用量ステロイド治療においては,感染 症発症に対して厳重な注意が必要である.}, pages = {97--100}, title = {カスポファンギンが奏功した 慢性進行性肺アスペルギルス症の1例}, volume = {25}, year = {2022} }