@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00017945, author = {千種, 尚紀 and 鈴木, 沙知 and 福井, 剛志 and 森山, 柾純}, issue = {1}, journal = {静岡赤十字病院研究報, Journal of Japanese Red Cross Shizuoka Hospital}, month = {Dec}, note = {症例は52歳女性.糖尿病性足潰瘍にて左母趾・第2趾切断術後の既往歴がある.今回,左第3趾に潰瘍の再発を認めたため,血管内治療および足趾切断術を施行し治療経過は良好であった.しかし,術後11日に高度貧血による意識障害を認めた.明らかな出血源は認めなかったが,輸血前検査で不規則抗体陽性,直接Coombs試験陽性となったため,薬剤性免疫性溶血性貧血の診断に至った.原因薬物と考えられるPiperacillinを中止したころ速やかに直接Coombs試験と間接Coombs 試験陰性となり,貧血も改善した.  糖尿病性足潰瘍の治療中に抗生剤が原因と思われる薬剤性免疫性溶血性貧血に対して,被疑薬中止して良好な経過を得た1例を経験した.薬剤性免疫性溶血性貧血は稀な疾患ではあるが,抗菌薬,降圧剤など身近な薬剤での報告もあり,注意が必要である.}, pages = {12--16}, title = {糖尿病性足潰瘍の治療中に薬剤性免疫性溶血性貧血を来した1例}, volume = {41}, year = {2021} }