@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00017892, author = {山田, 光太郎 and 佐久川, 亮 and 梅野, 貴裕 and 狩野, 裕久 and 萱谷, 紘枝 and 細川, 忍 and 別所, 昭宏}, issue = {1}, journal = {岡山赤十字病院医学雑誌, The Okayama Red Cross Hospital Journal of Medicine}, month = {Nov}, note = {レジオネラ肺炎では適切な初期抗菌薬の選択が重要である.当院におけるレジオネラ市中肺炎32例の初期治療について後方視的な検討を行った.26例で初回抗菌薬からレジオネラがカバーされていたが, 6 例ではβラクタム系抗菌薬が選択されていた. 6 例で侵襲的人工呼吸管理が行われたが死亡例はなかった.診断の遅れは初診時にレジオネラ肺炎が想起されていなかった,夜間に尿中抗原が実施できる体制でなかった,尿中抗原陰性の結果よりレジオネラを否定したことが原因と考えられた.レジオネラスコアでは大半の症例においてレジオネラ肺炎の特徴的臨床像を有していた.市中肺炎診療の際には常にレジオネラ肺炎の可能性を想起し,レジオネラスコアや尿中抗原を積極的に用いる必要がある.また特徴的な臨床像を呈する症例では尿中抗原陰性であってもレジオネラをカバーした初期治療を速やかに行うことが重要と考えられる.}, pages = {25--31}, title = {当院におけるレジオネラ市中肺炎症例の後方視的検討}, volume = {32}, year = {2021} }