@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00017891, author = {吾郷, 祐子 and 廻, 京子 and 脇地, 一生 and 梶原, 佑子 and 今城, 沙都 and 宮井, 貴之 and 後藤, 振一郎 and 井上, 勝}, issue = {1}, journal = {岡山赤十字病院医学雑誌, The Okayama Red Cross Hospital Journal of Medicine}, month = {Nov}, note = {先天性甲状腺機能低下症(Congenital hypothyroidism,以下CH)は,新生児マス・スクリーニングの中で患者数は最多であり,早期介入で身長や知能予後を改善することができる.また,CH は様々な病型が存在し,予後も異なるがその予測は容易ではない.今回我々は,マス・スクリーニングを契機にCH と診断された患者を対象とし,予後について,診療録を用いて後方視的に検討した. 3 歳まで診療継続していた症例では,一過性CH と永続性CHに分類し,精密検査時データや臨床経過を比較検討した.結果は,一過性CH が15人,永続性CH 9 人,一過性高TSH 血症6 人だった.一過性CH と永続性CH では,精密検査時のTSH,大腿骨遠位端骨端核の出現の有無, 3 歳までのレボチロキシン投薬量増量の有無,休薬前の投薬量で有意差を認め,精密検査時のTSH 高値,大腿骨遠位端骨端核の出現無,および加療中に投薬量増量を要した症例は,永続性CH への移行を予測できることが示唆された.}, pages = {20--24}, title = {"先天性甲状腺機能低下症マス・スクリーニング陽性者の追跡調査 ― 永続性先天性甲状腺機能低下症は予想できるか―"}, volume = {32}, year = {2021} }