@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00017883, author = {西本, 草太 and 小林, 奈歩 and 久米, 里佳 and 野田, 佳奈子 and 田宮, 茉莉子 and 齋藤, 多恵子 and 福原, 正太 and 東道, 公人 and 藤井, 法子 and 大前, 禎毅 and 梶山, 葉 and 長村, 敏生}, month = {Dec}, note = {川崎病初診時に右冠動脈拡大を認めたため川崎病冠動脈瘤が疑われたが,心エコー検査で先天性冠動脈瘻と診断された1例を経験したので報告する.症例は1歳男児.第1病日に発熱,第7病日に頸部リンパ節腫脹,第9病日に眼球結膜充血,口唇発赤,発疹が出現し,前医の心エコー検査で右冠動脈拡大を認め,川崎病を疑われて当科紹介入院となった.主要症状5つを有し,川崎病の診断下に免疫グロブリン大量療法とアスピリンが開始されて即日解熱したが,冠動脈拡大は持続した.第17病日の心エコー検査で右冠動脈内のモザイクフローの右房への還流を確認して右冠動脈瘻と確定診断した.6か月後の3DCT 検査と10か月後のカテーテル造影検査で洞房結節枝の拡大が確認されたため,アスピリン内服を継続して外来経過観察中である.川崎病急性期の冠動脈病変と鑑別を要する先天性心疾患に留意しつつ,心エコー検査で丁寧な形態診断を行うことが肝要である.}, title = {川崎病急性期の経過中に確定診断に至った 先天性右冠動脈瘻の一例}, year = {2021} }