@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00017882, author = {松島, 成典}, journal = {京都第二赤十字病院医学雑誌, Medical journal of Kyoto Second Red Cross Hospital}, month = {Dec}, note = {FDG-PET 検査は2002 年に保険診療として認可されて以来,年を追うごとに普及し,現在のがん診療において欠かせない検査となっている.一方で,正常組織や炎症性病変にも集積するため,偽陽性や偽陰性が問題となる.これまでは遅延像を追加撮像し,集積の変化を観察することで生理的集積と病的集積の鑑別を試みてきたが,患者負担の増大や検査スループットの低下などの問題があり,広く活用されているとは言い難い.一方,近年になりPET 装置の性能向上により短時間の全身撮像が可能となり,全身dynamic PET が可能となってきている.生理的集積と病的集積の鑑別においてdynamic PET は有用であり,遅延像と比較しても優れているとの報告も出ている.今後も技術の進歩に伴い新しい撮像方法や解析手法が出てくると期待され,さらなる研究が望まれる.}, pages = {36--42}, title = {FDG-PET 検査の現状とdynamic PET の位置づけ}, volume = {42}, year = {2021} }