@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00017853, author = {中村, 重徳 and 水谷, 保彦}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {2020年6月に行った職員健診時、364名(平均39.0歳、範囲20〜67歳)の女性職員で25-ヒドロキシビタミンD、25(OH)DをECLIA法で測定した(内6名は妊娠中)。非妊娠女性358名の25(OH)Dは平均12.6ng/mL(範囲4.1〜36.6ng/mL)であった。なお、25(OH)D濃度と年齢との間に正や負の相関は認めなかった。日本内分泌学会・日本骨代謝学会などの基準によるビタミンD充足状態(25(OH)D≧30ng/mL)を示したのは6名1.7%、ビタミンD不足状態(30ng/mL>25(OH)D≧20ng/mL)は15名4.2%、ビタミンD欠乏状態(20ng/mL>25(OH)D)は337名94.1%であった。妊婦6名の25(OH)Dは平均10.4ng/mL(範囲8.4-11.9ng/mL)と全員欠乏状態であった。ビタミンD充足と不足を示した21例中14例(66.7%)ではビタミンDないしマルチビタミンのサプリを摂っていた。一見健康な女性職員の多くがビタミンD欠乏を示しており、今後は、ビタミンD産生には欠かせない紫外線を適度に浴び、ビタミンDを多く含む魚類やキノコ類などの摂取を増加させると共に、ビタミンDを含むサプリを適切に摂ることが望まれる。(著者抄録)}, title = {岐阜赤十字病院女性職員における血中ビタミンD濃度の検討}, year = {2021} }