@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00017765, author = {西井, 陽亮 and 宮下, 明大 and 濱中, 正嗣 and 山田, 丈弘 and 田中, 瑛次郎 and 岸谷, 融 and 沼, 宗一郎 and 福永, 大幹 and 魚嶋, 伸彦 and 永金, 義成}, month = {Dec}, note = {症例は、80歳、男性。繰り返す両上肢のしびれ感のため前医を受診し、脳梗塞と診断されアスピリンを処方されたが、右手の動かしにくさが出現したため当院を受診した。ヘパリン持続静注後も一過性の運動・感覚障害が出現し、頭部MRIでは複数の血管領域に急性〜亜急性期梗塞を認めた。血小板減少、溶血性貧血、破砕赤血球を認め、A Disintegrin-like and Metalloproteinase with Thrombospondin type 1 motifs 13(ADAMTS13)活性低下、ADAMTS13抗体陽性から、後天性血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)による脳梗塞と診断した。血漿交換とステロイド投与により軽快した。TTPは早期の治療開始により転帰改善が期待できるため、血小板減少と溶血性貧血を伴う脳梗塞では高齢であってもTTPを鑑別にあげ、TTPが疑われた場合は遅延なく治療を開始することが重要である。}, title = {脳梗塞で初発した高齢発症血栓性血小板減少性紫斑病の一例}, year = {2020} }