@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00017763, author = {木村, 学 and 長村, 敏生 and 大前, 禎毅 and 東道, 公人 and 小林, 奈歩 and 藤井, 法子}, month = {Dec}, note = {症例は4歳男児。受診2日前からの断続的な右側頭部痛と受診当日からの傾眠傾向を主訴に午前11時某院小児科を受診するも帰宅を指示された。しかし、帰宅後も同症状が持続したため午後2時に当科を救急受診した。直ちに施行した緊急ポータブル脳波検査で両側前頭部を中心とする不規則高振幅徐波群発を認め、非けいれん性てんかん重積状態(nonconvulsive status epilepticus:NCSE)と考えた。脳波連続記録下にミダゾラム0.15mg/kgを静注した結果、徐波群発はほどなく消失し、3分20秒後にspindleの出現を確認した。頭部MRI、脳血流SPECTは正常で、NCSEを初回発作とした局在関連性てんかんと診断した。初発から5年10ヵ月後の現在、発作コントロールは良好である。NCSEの確認は脳波検査でのみ可能であるため、軽度でも意識障害を認める場合には緊急脳波検査を行う必要と考えられた。}, title = {非けいれん性てんかん重積状態を初回発作とした局在関連性てんかんの1例}, year = {2020} }