@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00017761, author = {加藤, 大吾 and 長村, 敏生 and 齋藤, 多恵子 and 東道, 公人 and 小林, 奈歩 and 藤井, 法子 and 大前, 禎毅}, journal = {京都第二赤十字病院医学雑誌}, month = {Dec}, note = {2013〜16年に有痛性斜頸を主訴に当院へ来院し、環軸椎回旋位固定と診断した18例(入院11例、外来7例)の臨床的特徴を後方視的に検討した。年齢は3〜13歳(中央値6歳)で、先行エピソードを13例(炎症性疾患7例、外傷5例、手術後1例)に認めた。外傷例は性差がなく、5例中4例(80.0%)は整形外科を初回受診し、全例当院初診日に治療が開始された。炎症性疾患および誘因なし例はそれぞれ男女比0.17、0.25と女児に多く、12例中10例(83.3%)が小児科を初回受診し、炎症性疾患7例中4例は当院初診から治療開始までに5〜8日を要していた。頸椎3D-CTが13例(72.2%)で施行されたが、椎間関節の立体的評価が可能なため診断に有用であった。追跡し得た15例に後遺症例は認めなかった。炎症性疾患(特に女児)や誘因なし例では小児科を初診することが多く、有痛性斜頸を認める場合は本症の可能性を考えて整形外科紹介と頸椎3D-CTによる早期診断が重要と思われた。}, pages = {55--64}, title = {当院で経験した環軸椎回旋位固定18例の臨床的検討}, volume = {41}, year = {2020} }