@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00017757, author = {岡野, 晋治}, journal = {京都第二赤十字病院医学雑誌, Medical journal of Kyoto Second Red Cross Hospital}, month = {Dec}, note = {胃癌による年齢調整死亡率は年々低下しているが、実数をみると死亡数、罹患共に大きな減少は認めず、高齢者が占める割合は増加している。胃癌治療の均てん化を図ることを目的として、2001年に胃癌治療ガイドラインが発行された。胃癌手術の際に各施設や医局ごとに行われてきた拡大リンパ節郭清や他臓器合併切除術式も大規模臨床試験によってその効果が検討され、過大侵襲を避ける標準的な術式を行うことになった。化学療法についても一次ラインから二次、三次以降のエビデンスのある治療レジメンが記載されている。胃癌治療の均てん化というガイドラインの目的は達成しつつあるが、症例によっては治療法選択に関して年齢や各臓器機能などを加味して個別に考慮することが必要である。周術期、化学療法を行っている時期や終末期においてリハビリテーションスタッフ、歯科医師、栄養管理士、がん疼痛認定看護師など多職種のかかわりが重要である。}, pages = {2--19}, title = {胃癌治療の概要}, volume = {41}, year = {2020} }