@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00017578, author = {原, 惇也 and 樋口, 俊惠 and 赤澤, 英将 and 坂本, 萌 and 馬屋原, 孝恒 and 妹尾, 明美 and 橋村, 伸二 and 別所, 昭宏 and 小山, 芳伸}, journal = {岡山赤十字病院医学雑誌, The Okayama Red Cross Hospital Journal of Medicine}, month = {Nov}, note = {皮膚筋炎(dermatomyositis:DM)は自己免疫により主に皮膚・骨格筋そして肺に炎症を きたす稀な慢性疾患である.DM は多発性筋炎(polymyositis:PM)なども含まれる特発性 炎症性筋炎(idiopathic inflammatory myositis:IIM)という疾患スペクトラムに含まれてい る.最近では,抗Jo-1抗体などのよく知られている筋炎に特異的自己抗体(myositis specific autoantibodies:MSA)だけでなく,抗MDA5抗体・抗TIF1-γ抗体・抗SRP 抗体・抗Mi-2 抗体・抗NXP2抗体・抗SAE 抗体・抗HMGCR 抗体などの様々なMSA が報告されてい る.それぞれの特異抗体陽性例には臨床的特徴があり,それらを知ることは,診断や予後の 推定,治療法の決定などに有用である.我々は,過去8 年間で岡山赤十字病院膠原病・リウ マチ内科で診断・治療を行ったIIM の中でも特にPM/DM について比較検討を行った.その 結果,概ねこれまでの報告に合致する特徴を認めたが,一部報告とは異なる臨床像を持つ症 例も存在した.特異抗体陽性に伴う典型的特徴だけでなくそのバリエーションも知っておく ことは,早期の確実なPM/DM 診断や,臨床経過・治療反応予測につながる.特に難治性間 質性肺炎や嚥下障害など,予後を左右する病態発現を予め予測し,先手を打って適切な治療 を行う事は,予後改善に極めて重要と考える.}, pages = {29--34}, title = {当科で経験した多発性筋炎・皮膚筋炎27例を特異抗体別に比較検討する}, volume = {31}, year = {2020} }