@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00016512, author = {田中, 道子 and 青木 , 英彦 and 砂川 , 長彦 and 新里 , 譲 and 新城  , 治 and 東風平  , 勉 and 浅田 , 宏史}, issue = {1}, month = {2020-07-22}, note = {症例1は50歳男性。人間ドックの胸部X線検査で左第3弓内側に輪状の石灰化より冠動脈瘤の石灰化が疑われた。冠動脈造影CT検査では右冠動脈(RCA)近位部、左冠動脈主幹部(LMT)から左前下行枝(LAD)近位部及び左回旋枝(LCx)に石灰化を伴う径21mmの巨大冠動脈瘤を認め、当院循環器内科での冠動脈造影(CAG)ではRCAとLMTの冠動脈瘤および三枝病変であり、冠動脈バイパス術(CABG)を施行された。症例2は51歳男性。人間ドックの心臓CT検査で冠動脈石灰化スコア高値(CACS2500)のため要精密検査となった。胸部X線で左第3弓内側に異常石灰化を認めた。心臓エコー図検査で右冠動脈石灰化、冠動脈造影CT検査ではRCA近位部とLMT遠位部に石灰化を伴う径8mmの冠動脈瘤であり、CAGではRCAとLMTの冠動脈瘤と2枝病変を呈しCABGを施行された。  いずれも川崎病の冠動脈病変の特徴に一致しており、小児期に原因不明の持続性の熱発の既往があることから川崎病による冠動脈瘤と診断した。今回我々は川崎病の急性期に発見されず、人間ドックで初めて冠動脈瘤の診断に至った症例を経験したので報告する。心陰影に重なる石灰化像は検診における胸部X線読影上の重要な注意点である。}, title = {人間ドックで発見された川崎病によると思われる巨大冠動脈瘤の2症例}, year = {} }