@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00016473, author = {高橋, 佐和子 and 藤岡, 愛 and 森住, 俊 and 黒田, 直人}, issue = {1}, journal = {高知赤十字病院医学雑誌, Medical Journal of Japanese Red Cross Kochi Hospital}, month = {Mar}, note = {75 歳女性.3ヶ月前に肺結核のため他院でリファンピシン( RFP ),イソニアジド( INH ),エ タンブトール( EB ),ピラジナミド( PZA )の4 剤併用療法を開始され,2ヶ月後にはRFP+INH に 減薬,喀痰塗抹検査で3 回陰性を確認後に退院し,当院呼吸器内科で通院加療となった.1ヶ月前か ら自覚する左頸部の結節を主訴に当科を受診した.初診時,左頸部に指頭大で発赤伴う柔らかい皮 下結節を1 個,及びその尾側に大豆大の皮下結節を2 個認めた.造影CT では右肺結核巣は縮小して いたが,右耳下腺尾側に1cm 大の結節,左頸部皮下に1cm 〜 1.5cm の小結節,縦隔にも同濃度の病 変があり,結核性リンパ節炎が疑われた.左頸部の紅色結節を切開し,皮下の壊死組織と皮下組織 を各種培養に提出したが菌は検出されず,結核菌のPCR も陰性,皮下組織の病理組織学検査で肉芽 腫は認めなかった.また,右頸部にも2cm の波動を触れる皮下結節が出現し検査を行ったが,結核 菌や細菌,真菌は検出されなかった.以上の結果より結核治療中に出現する奇異性反応( paradoxical reaction )と診断した.肺結核の治療を継続することで結節は縮小傾向である}, pages = {39--42}, title = {肺結核治療中に頸部リンパ節腫脹をきたした1例}, volume = {24}, year = {2020} }