@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00001632, author = {松村, 博臣}, journal = {京都第二赤十字病院医学雑誌, Medical journal of Kyoto Second Red Cross Hospital}, month = {Dec}, note = {120004608674, 下腿の潰瘍や脂肪皮膚硬化症などの病変を伴う慢性静脈不全症は,不全穿通枝の存在が原因であるとされている.これまでは不全穿通枝に対して,下腿筋膜を切開して直視下に結紮切離するLinton手術が行われていた.皮膚病変部を直接切開するので創合併症が高率に発症するため,次第に行われなくなった.ところが内視鏡手術手技の発達によって,Linton手術に再び脚光が当てられることとなった.すなわち皮膚病変を切開せずに,離れた場所から下腿筋膜下腔に内視鏡装置を挿入して,不全穿通枝を確実に処理できるようになった.これが内視鏡下筋膜下不全穿通枝切離術(subfascial endoscopicperforator vein surgery:SEPS)である.当科では1999年から本術式を導入している.様々な術式の変遷を経て,現在は腹腔鏡手術用デバイスを使用したtwo-port 方式を行っている.SEPS はLinton手術の理論と内視鏡手術手技を融合させた,慢性静脈不全症に対する新しい術式である.}, pages = {45--49}, title = {静脈うっ滞性皮膚病変に対する内視鏡下筋膜下不全穿通枝切離術}, volume = {32}, year = {2011} }