@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00016307, author = {岩崎, 祥子 and 中山, 隆盛 and 境井, 勇気 and 安藤, 崇史 and 笠原, 正男 and 小林, 成司 and 梅田, 翔太 and 依田, 恭尚 and 垣迫, 健介 and 熱田, 幸司 and 磯部, 潔}, issue = {1}, journal = {静岡赤十字病院研究報, Journal of Japanese Red Cross Shizuoka Hospital}, month = {Dec}, note = {GIST(gastrointestinal stromal tumor)はCajalの介在細胞由来の消化管間葉系腫瘍である.今回,他科疾患と鑑別を要した巨大GISTの2例を経験したので報告する.症例①は80歳代,女性.心窩部に腫瘤を蝕知し,画像所見で右後腹膜に14㎝大の腫瘍を認めたため腎皮膜由来の平滑筋肉腫が疑われた.泌尿器科にて手術が行われ,病理診断は十二指腸GISTであった.術後に心原性脳塞栓症を生じリハビリ病院へ転院した.症例②は40歳代,女性.下腹部痛あり婦人科を受診し,超音波検査で増大傾向のある充実性腫瘍を子宮後方に認め,卵巣腫瘍が疑われた.画像所見で腫瘍と腸間膜血管の連続性が指摘され,小腸腫瘍も鑑別に挙げられた.婦人科にて行われた手術で小腸に連続した14cm大の腫瘍が認められ,小腸部分切除術を施行した.病理診断は小腸GISTであった.術後補助化学療法を施行し術後6ヶ月時点で無再発生存中である.GISTは壁外発育を示すものも多く,巨大な本症例のようなものは他科疾患と誤認されることも少なくない.}, pages = {28--35}, title = {鑑別を要した巨大gastrointestinal stromal tumorの2例}, volume = {39}, year = {2019} }