@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00001624, author = {大住, 真敬 and 松枝, 崇 and 元木, 達夫 and 来島, 敦史 and 大谷, 享史 and 福村, 好晃 and 藤井, 義幸 and 山下, 理子}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {【目的】今回,我々は収縮性心膜炎に心膜嚢腫を合併した心不全症例に対する手術を経験したので報告する. 【症例】68歳,男性.2011年6月頃より腹部膨満感と労作時の呼吸困難を認めたため,近医を受診.腹水貯留を指摘され他院に紹介.CT検査にて心膜石灰化・肝腫大を認め収縮性心膜炎と診断された.利尿薬にて一旦症状が軽快し退院したが,症状の悪化を認めたため手術目的で当院に紹介となった.術前のCT検査・心臓MRI 検査にて右室前面に肥厚した心膜に被包化された心嚢液を認め,心膜嚢腫と診断.心膜嚢腫を合併した収縮性心膜炎で,右心不全症状が急速に悪化しているため同年8月4日に準緊急手術を施行した.術中所見は,心臓前面にCT 所見通りの心膜嚢腫を認めた.心臓周囲は強固に癒着していたため,心膜嚢腫内から剥離をすすめ,右室・右房周囲の石灰化した心膜を全て切除し手術を終了した.術後経過は良好で,第16病日に退院.現在,外来にて心不全症状なく軽快している.}, title = {収縮性心膜炎に心膜嚢腫を合併した心不全症例に対する手術経験}, year = {2012} }