@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00001623, author = {喜多, 健一郎 and 沖津, 宏 and 湯浅, 康弘 and 古川, 尊子 and 佐藤, 幸一 and 山下, 理子 and 沖津, 菜都}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {直腸悪性黒色腫は非常にまれで予後不良な疾患である.今回我々は腹腔鏡下腹会陰式直腸切断術を施行し,術後病理診断にてリンパ節転移を認めた深達度sm の直腸悪性黒色腫の1例を経験したので報告する.症例は70歳代,男性.排便時出血の精査目的に施行された下部消化管内視鏡検査で直腸に黒色隆起性病変を指摘され,生検により悪性黒色腫と診断された.術前診断では深達度sm で明らかな転移はなく,腹腔鏡下腹会陰式直腸切断術(D3郭清)を施行した. 深達度sm,リンパ管侵襲ly1の悪性黒色腫であり,断端陰性,リンパ節転移陽性(直腸間膜内に3個)であった.現在術後3ヶ月で再発なく経過.直腸悪性黒色腫に対する標準術式は確立されておらず本症例では,腹腔鏡下手術を選択した.また,深達度sm と早期からリンパ節転移を認めており,直腸悪性黒色腫に対しては術前診断で早期と思われる症例に対しても,広範なリンパ節廓清を検討すべきと考える.}, title = {深達度smでリンパ節転移を認めた直腸悪性黒色腫の1例}, year = {2012} }