@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00001619, author = {西山, 勝彦 and 白石, 伊都子 and 石原, 駿太}, journal = {京都第二赤十字病院医学雑誌, Medical journal of Kyoto Second Red Cross Hospital}, month = {Dec}, note = {120004608669, 内視鏡下手術の普及は目覚ましく,新しい器具が開発,応用されてきている.呼吸器外科領域においても肺癌手術のほとんどに胸腔鏡下手術が行われるようになった.肺癌切除の際の肺動脈分枝の処理には出血が大きな問題となるため熟達した医師にとっても緊張を強いられる.今回新たに開発されたエネルギーデバイスのVessel Sealing Systemは肺動脈を含む血管処理に適応が認められた器具で多くの施設で使用されるようになった.バイポーラ鉗子であるVessel Sealing System(以下,EnSeal)を呼吸器外科手術に積極的に使用し,2010年4月から2011年5 月までに28例54枝に処理を行った.原則,中枢側結紮後EnSealで切離したが,12枝には中枢側結紮をせずにEnSeal のみで処理した.中枢側結紮した症例には出血はなかったがEnSeal のみの2枝に出血を認めた.肺動脈本幹に近い場合は緊張も強く,中枢側結紮を行うことが必要と反省させられた.現時点ではEnSeal での肺動脈分枝処理には3mm以下の径であっても中枢側結紮を行うことが安全な使用方法と考えられた.}, pages = {15--18}, title = {Vessel Sealing System(EnSeal)の肺動脈処理への使用経験とその安全な使い方}, volume = {32}, year = {2011} }