@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00001592, author = {近藤, 朝美 and 中内, 佳奈子 and 宮井, 優 and 別宮, 浩文 and 金崎, 淑子 and 新谷, 保実 and 宮, 恵子 and 長田, 淳一 and 原田, 真}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {患者は68歳,男性.3ヶ月前より微熱,倦怠感,食欲不振あり.徐々に活動性が低下し,高熱とともに意識障害をきたし当院に転院した.発熱,炎症所見と低Na血症(126mEq/l)を認め,解熱後も食欲不振・活動性低下と低Na血症が遷延した.内分泌検査では,血漿ACTH<1.0pg/ml,cortisol<0.2μg/dlと続発性副腎不全が判明した.抗下垂体抗体は陰性で,頭部MRIには異常なし.4者負荷試験ではACTH・cortisolは無反応,他は低反応であったが,IGF-Ⅰ・testosterone の低値もあり,下垂体前葉機能低下症と診断した.一方,甲状腺機能は正常であったが,抗甲状腺抗体陽性で,甲状腺超音波所見も慢性甲状腺炎に合致する所見であった.詳細な病因は不明だが,発症に共通の自己免疫機序の関与が示唆され,慢性甲状腺炎を合併した下垂体機能低下症として興味深い症例と考えられ報告する.}, title = {副腎不全症状を契機に発見された慢性甲状腺炎を合併した下垂体前葉機能低下症の1例}, year = {2012} }