@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00014150, author = {黒﨑, 雅典 and 齋藤, 真理 and 増田, 卓哉 and 福井, 沙織 and 下澤, 弘憲 and 保科 , 優 and 菊池 , 豊}, issue = {2}, journal = {日赤医学}, month = {Sep}, note = {【背景】マイコプラズマは学童に肺炎を起こす主要な病原体と認識されているが、近年、乳幼児にも肺炎を起こすことが報告されている。2016年以降、当院医療圏内でマイコプラズマ感染の流行があり、マイコプラズマ感染が疑われる症例に積極的にマイコプラズマ・ニューモニエ核酸同定検査(LAMP 法)を行った。【目的】LAMP 法でマイコプラズマ感染と診断した乳幼児の特徴を、学童例と比較した。【方法】2016年1月~2017年12月に当院でLAMP 法陽性でマイコプラズマ感染と診断した乳幼児群(0~4歳)32例、学童群(7~9歳)51例について、臨床症状や検査所見、治療内容を後方視的に検討した。【結果】臨床症状やCRP、胸部X線写真、抗菌薬治療、発熱期間に有意差を認めなかったが、入院率は学童群26例(51%)に対し、乳幼児群26例(81%)と有意に多かった(p<0.01)。また、マクロライド系抗菌薬が不応な症例が入院学童群に多かった。【結論】乳幼児マイコプラズマ感染症は、学童群と比較して臨床症状や検査所見に違いは認めないが、入院を要する重症例が多かった。遷延する発熱や強い乾性咳嗽などがある乳幼児では、学童同様に積極的にマイコプラズマ感染を疑い、早期の治療介入が望ましいと考えられた。}, pages = {388--392}, title = {乳幼児マイコプラズマ感染症の特徴}, volume = {69}, year = {2018} }