@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00014128, author = {大原, 有理 and 岡上, 恵美 and 樫本, 友美 and 中村, 一哲 and 林, 菜穂 and 弘内, 岳}, issue = {1}, journal = {高知赤十字病院医学雑誌, Medical Journal of Kochi Red Cross Hospital}, month = {Mar}, note = {症例は60 歳代,男性.特記すべき既往歴はない.20XX 年8 月に入り頭痛を訴え他院救急外来 を受診したが,異常所見なしとの判断で経過観察となっていた.しかし,その後も頭痛が改善せず, 近医を受診.髄膜炎が疑われたため当院救急外来へ紹介搬送となった.頭部MRI 検査では頭蓋内占 拠性病変を認めず,髄液検査にて単核球優位の軽度細胞数増加を認めたことからウィルス性髄膜炎が 疑われ入院となった.しかし,入院後は高次脳機能障害を認めるようになった.細菌検査時に正常髄 液中には見られない細胞を認めたことから,標本を作成し鏡検を行ったところ由来不明の大型異型細 胞を認め,腫瘍性病変の存在が示唆された.髄液検査の再検査および画像診断が施行され,細胞診検 査にてクラスⅤ 腺癌,腹部CT 検査にて上行結腸の壁肥厚を認めたことから,癌性髄膜炎と診断さ れ,原発は大腸と推定された.検査部からの報告が癌性髄膜炎診断の契機となった.}, pages = {57--60}, title = {検査部からの異型細胞の報告により癌性髄膜炎と診断された一例}, volume = {23}, year = {2019} }