@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00014099, author = {浅見, 昌樹 and 八木, 宣泰 and 芹澤, 正博 and 小西, 高志 and 今井, 昇 and 小張, 昌宏 and 岡部, 多加志}, issue = {1}, journal = {静岡赤十字病院研究報, Journal of Japanese Red Cross Shizuoka Hospital}, month = {Dec}, note = {症例は75歳女性.突然発症の腰背部違和感と両下肢脱力を主訴に来院 第7胸髄(Th 7)レベル以下の温痛覚・触覚・深部感覚の消失,両下肢の完全麻痺と腱反射消失,膀洸直腸障害を認めたため,Th 7領域の横断性脊髄障害と診断した 髄液検査では軽度の蛋白増加を認めるのみで,発症6時間後に実施した脊髄MRIでは異常を認めず,身体所見や突然発症の病歴より脊髄梗塞が最も疑われた.脳梗塞の治療に準じて, エグラボンとアルガトロバンで加療した 発症12日後で撮影した脊髄MRIでTh 7~ Th ll領域にT2強調画像で横断性の高信号を確認した.脊髄の血流は,前2/3が前面正中を縦走する1本の前脊髄動脈に,後1/3が背面の傍正中溝を縦走する2本の後脊髄動脈に由来する.後者には左右間の吻合が存在するため循環障害が起こることは少なく,本例は横断性脊髄障害を来たしたまれな1例と考えられる.}, pages = {33--36}, title = {横断性脊髄障害を呈した脊髄梗塞の1例}, volume = {26}, year = {2006} }