@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00014090, author = {中満, 順子 and 田中, 結美 and 桐谷, 眞澄 and 藤澤, なすか and 富井, 真一 and 塚本, 真裕子 and 下村, 純子 and 岡本, 恵 and 内匠, 千恵子 and 上田, 和茂}, issue = {1}, journal = {京都第一赤十字病院医学雑誌, Medical Journal of Japanese Red Cross Kyoto Daiichi hospital}, month = {Nov}, note = {(目的)本院におけるがん患者の苦痛のスクリーニングの現状を明らかにする. (方法)本院独自のスクリーニング用紙を作成し看護師が中心となり,全てのがん患者に対し,入院,外来でスクリーニングを行った.陽性例(苦痛のスクリーニングで「困っている」にチェックされた症例)には,施行者の判断で各病棟や各科外来の部署で対処する,または緩和ケアチームに依頼するトリアージを行った.各病棟や各科外来で対処された場合,入院中は1 ~ 2 週間ごとに,外来は受診ごとに再評価を行い,苦痛緩和が十分でない場合は緩和ケアチームに依頼する運用とした. (結果)2015 年4 月から11 月までに入院,外来合わせてのべ2062 件のスクリーニングを行った.陽性例は454 件で,このうち部署対応は278 件,緩和ケアチーム依頼は9 件であった.またトリアージ結果が不明なものが167 件あった. (結論)スクリーニングの概数,陽性数は,同規模のがん診療連携拠点病院の件数を上回っていた.一方緩和ケアチームへの依頼は少なく,陽性例の一部のトリアージ結果が不明で,対応結果のフォローアップが十分ではないと思われた.したがって陽性所見に応じたトリアージと,対応結果のフォローアップの充実が今後の課題であると考えられた.}, pages = {94--100}, title = {本院におけるがん患者に対する 苦痛のスクリーニングの現状と課題}, volume = {1}, year = {2018} }