@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00014089, author = {緒方, あかね}, issue = {1}, journal = {京都第一赤十字病院医学雑誌, Medical Journal of Japanese Red Cross Kyoto Daiichi hospital}, month = {Nov}, note = {本研究の目的は,特定妊婦とされる女性に,母親役割達成過程のアセスメント指標を用いた妊娠期からの観察とインタビューを含む参加観察を行い,そのプロセスを明らかにし,阻害する要因と効果的な看護支援を検討することである.  研究デザインは参加観察法による事例研究である.研究協力者は,妊婦健診通院中の同意を得られた妊婦4 名である.妊娠中期から妊婦健診や産褥早期,産後1 か月健診の間に,インタビューや診察場面で,大平1 )が試案したものを参考にし,母親役割獲得プロセスのアセスメントと母親役割獲得促進のための看護支援を行った.分析は,質的記述的分析を行った.  その結果,4 名に母親役割獲得プロセスに遅延があることが明らかになった.その要因は,①妊娠への自信の無さ,②サポート不足と分析された.分析結果を踏まえ行った継続的かつ個別的な看護支援によって,母親役割獲得のプロセスが促進した.  母親役割獲得達成理論を用いたアセスメントは,役割獲得の状況を明確にし,それに応じた支援には有用である.特定妊婦は複雑な問題抱えており,従来の外来での保健指導に加え,より個別的で継続的な支援が必要である.}, pages = {87--93}, title = {母親役割獲得を促すための妊娠期からの看護支援 ~特定妊婦への母親役割獲得理論を用いたアセスメントと看護支援~}, volume = {1}, year = {2018} }