@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00014082, author = {山本, 泉 and 川路, 悠加 and 長田, 浩明 and 村松, 彩子 and 栗山, 幸大 and 大城, 宗生 and 平川, 佳子 and 岩井, 俊樹 and 内山, 人二 and 稲葉, 亨}, issue = {1}, journal = {京都第一赤十字病院医学雑誌, Medical Journal of Japanese Red Cross Kyoto Daiichi hospital}, month = {Nov}, note = {胃全摘術既往のある維持血液透析中の83 歳女性.エリスロポエチン製剤にて貧血のコントロールを行なっていたが,X 年2 月頃より汎血球減少の進行を認め,薬剤性を疑い内服薬の変更や中止を行うも効果に乏しく,同年3 月に当院紹介となった.骨髄は低形成である他に有意な所見はなく,血液検査にて血清銅・セルロプラスミンの著明な低値を示していたことから銅欠乏による汎血球減少症と診断した.経口摂取で0.7mg/ 日,点滴で0.5mg/ 日の銅補充を開始したところ,速やかに3系統の血球数の増加が得られた.本症例は胃全摘術施行後の吸収不良が銅欠乏の原因になったと考えられた.銅欠乏では骨髄異形成症候群類似の検査所見を示すことがあり,日常診療の中で正しく診断されていない可能性も示唆された.}, pages = {48--53}, title = {胃全摘2 年後に発症した銅欠乏による汎血球減少症の1 例}, volume = {1}, year = {2018} }