@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00014076, author = {梶原, 真理子 and 戸祭, 直也 and 山田, 真也 and 朝枝, 興平 and 角埜, 徹 and 小林, 玲央 and 吉田, 拓馬 and 小山, 友季 and 榊田, 智喜 and 土井, 俊文 and 川上, 巧 and 中津川, 善和 and 西村, 健 and 藤井, 秀樹 and 佐藤, 秀樹 and 奥山, 祐右 and 木村, 浩之 and 吉田, 憲正}, issue = {1}, journal = {京都第一赤十字病院医学雑誌, Medical Journal of Japanese Red Cross Kyoto Daiichi hospital}, month = {Nov}, note = {(目的)社会の高齢化や疾病構造の変化によって,今後,消化性潰瘍を取り巻く環境に大きな変化が生じると予想される.当院における消化性潰瘍の現況について,特に非ステロイド性抗炎症薬(non-steroidal anti-inflammatory drugs: 以下NSAIDs)/ 低用量アスピリン(low-dose aspirin: 以下LDA)関連胃十二指腸潰瘍の臨床的特徴を報告する. (方法)2007 年4 月~ 2016 年12 月に当院で入院加療を行った出血性胃十二指腸潰瘍546 例を対象とした. NSAIDs/LDA 関連の出血性胃十二指腸潰瘍218 例(以下関連群)と非関連328 例(以下非関連群)について,両群の臨床的背景,病変部について検討をおこなった. (結果)心疾患,糖尿病,脳梗塞,維持透析歴を有する患者の割合は関連群で有意に高かった.H.pylori 現感染患者の割合は,関連群で有意に低かった.またプロトンポンプ阻害薬を含む抗潰瘍薬の内服者割合は関連群で有意に高いにもかかわらず,輸血を受けた患者は関連群で有意に多かった.胃内での発生部位についてU/M 領域とL 領域にわけて検討を行ったところ関連群ではL 領域に有意に多く発生していた. (結論)本検討の結果,実臨床におけるNSAIDs/LDA 潰瘍の実態が明らかとなった.NSAIDs /LDA 関連潰瘍による重大な合併症を軽減するためには,薬剤性潰瘍発症高リスク群に対して効果的な予防戦略と治療介入が必要である.}, pages = {14--19}, title = {当院における非ステロイド性抗炎症薬/ 低用量アスピリン 関連出血性胃十二指腸潰瘍の現状}, volume = {1}, year = {2018} }