@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00014075, author = {池田, 巧 and 栗林, 正明}, issue = {1}, journal = {京都第一赤十字病院医学雑誌, Medical Journal of Japanese Red Cross Kyoto Daiichi hospital}, month = {Nov}, note = {リハビリテーション医学とはさまざまな病態,疾患,外傷などにより生じた機能障害を回復し,残存した障害を克服しながら人々の活動を育む医学分野である.包括的医学管理で扱う障害の一つである痙縮は上位運動ニューロン症候群の一徴候であり異常な筋緊張のため,患者のADL およびQOL は低下する.痙縮治療には,薬物療法(内服薬),神経ブロック療法,ボツリヌス療法,外科的治療(末梢神経縮小術,選択的脊髄後根遮断術,脊髄後根進入部遮断術,整形外科的選択的痙性コントロール手術),ITB 療法,リハビリテーション治療などがあり,それぞれ一長一短がある. 単独で行われることは少なく,複数の治療法を組みあわせて施行される.通常は,痙縮を軽減させること目的とした治療法と,機能改善を目的とした治療法を組み合わせながら継続的に痙縮の治療にあたるため,いずれの組み合わせにおいてもリハビリテーション治療は必須である.治療対象となる痙縮の範囲を考えると治療法の選択を整理しやすい.痙縮が限局性の場合にはボツリヌス療法やフェノールブロック,痙性対麻痺等の局在性に痙縮を認める場合には,ITB 療法が選択されることが多い.治療法の選択や治療目標を決定する上で,関係診療科や他職種との連携が必要不可欠である.}, pages = {4.--13}, title = {リハビリテーション医療における痙縮治療}, volume = {1}, year = {2018} }