@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00013998, author = {原田, 昌明 and 高木, 章司 and 柳光, 剛志 and 梅田, 響 and 李, 云成 and 藤本, 竜平 and 高橋, 政史 and 工藤, 泰崇 and 黒田, 雅利 and 山野, 寿久 and 池田, 英二 and 劔持, 雅一}, journal = {岡山赤十字病院医学雑誌}, month = {Nov}, note = {患者は51歳女性。4年前に臍ヘルニア陥頓による腸閉塞と腹水を伴うC型肝硬変を指摘され臍ヘルニア陥頓に対して前方アプローチによるVentralex Hernia Patch(以下VHP)を用いた臍ヘルニア修復術を行った。術後は利尿剤を開始したが腹水コントロールは困難であった。今回再度臍部が膨隆し、臍頂部に皮膚潰瘍を形成し腹水が排出するようになって受診。腹部CT検査で臍部皮下に液体が貯留しており、腹壁に固定したVHPは途中で屈曲した状態であった。以上より破裂を伴った臍ヘルニア再発の診断で腹腔鏡下に手術を行った。前回留置したVHPは腹壁に癒着固定されておらず途中で屈曲していた。VHPはヘルニア門を覆っていたが、ピンホール大の穴から腹水が皮下に流出して再発したものと考えられた。屈曲したVHPを除去しParietex Composite Ventral Patchを留置、さらに腹壁に補強固定し臍形成を行った。術後1年経過しヘルニア再発兆候は認めていない。破裂を伴った再発臍ヘルニアに対して低侵襲にメッシュ除去、修復、臍形成が可能であった。(著者抄録)}, pages = {68--72}, title = {難治性腹水を伴う再発臍ヘルニア破裂に対し腹腔鏡下臍ヘルニア修復術をしえた1例}, volume = {29}, year = {2018} }