@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00013947, author = {村上 , 陳訓}, journal = {京都第二赤十字病院医学雑誌, Medical journal of Kyoto Second Red Cross Hospital}, month = {Dec}, note = {近年,慢性硬膜下血腫は,人口の高齢化の伴い増加している.そして,患者の年齢も高齢化し,そのピークは80 歳となった.高齢者の慢性硬膜下血腫の特徴は,受傷原因では,交通事故が少なく転倒が多い.抗血栓療法を受けている患者が多く,記銘力障害,尿失禁,活動性の低下や意識障害で発症することが多い.治療は,局所麻酔下での穿頭血腫ドレナージ術が最も多く施行されているが,再発を10~15% に認める.さらに,治療成績は,予後良好例は約70% で,80 歳代以上の患者では,30% の患者が要介護となり,自宅退院ができない.もはや,高齢者にとって慢性硬膜下血腫は予後良好な疾患ではなくなった.したがって,高齢者の慢性硬膜下血腫の予後改善には,より効果的な薬物治療や低侵襲の外科治療の進歩が必要である.}, pages = {2--8}, title = {高齢者の慢性硬膜下血腫の特徴}, volume = {39}, year = {2018} }