@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00001382, author = {上田, 紗代 and 金崎, 淑子 and 増田, 有理 and 宮井, 優 and 近藤, 絵里 and 新谷, 保実 and 宮, 恵子 and 長田, 淳一 and 米田, 浩平 and 當別當, 洋平 and 馬原, 啓太郎}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {患者は77歳、女性.65歳より糖尿病あり.2ヶ月前から腰背部痛で臥床していたが,意識障害のため当院に救急搬送された.来院時はJCS3で、発熱あり.検査では、白血球増多とCRPの上昇、HbA1c8.2%と血糖コントロール不良であった.血液・尿培養ともKlebsiella pneumoniae が検出され、敗血症と診断した.胸腹部CTにて両側腸腰筋膿瘍・化膿性脊椎炎が認められた.抗生剤・インスリン投与を開始したが、敗血症性ショックをきたした.翌日の心電図で広範なST上昇が出現し、心エコー検査では広範な壁運動異常があり、たこつぼ型心筋症が疑われた.保存的治療により心不全なく経過し、心電図・心エコー所見はともに徐々に回復した.平行して、両側腸腰筋膿瘍のドレナージや椎体膿瘍の穿刺吸引を施行し、炎症所見は消失した.本例は糖尿病の経過中に腸腰筋膿瘍・椎体膿瘍を合併する敗血症をきたし、敗血症性ショックを契機にたこつぼ型心筋症を発症した稀な症例と考えられる.}, title = {両側の腸腰筋膿瘍と椎体膿瘍を合併し、敗血症性ショックの後にたこつぼ型心筋症を発症した高齢2型糖尿病の1例}, year = {2012} }