@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00001381, author = {七條, 光市 and 近藤, 梨恵子 and 谷口, 多嘉子 and 松下, 正民 and 高橋, 昭良 and 生越, 剛司 and 渡邉, 力 and 中津, 忠則 and 松立, 吉弘}, issue = {1}, month = {Mar}, note = {症例は8歳女児.掻痒性皮疹に対し、活性型ビタミンD3外用剤にて加療を受けていた.使用から半年後に食欲低下、倦怠感,情緒不安定を認めるようになったが、家人は本人の心理的な問題と考え、特に医療機関に受診することなく経過をみていた.使用から10カ月後に施行した血液検査で16.4mg/dlの高カルシウム(以下Ca)血症を認めた.活性型ビタミンD3外用剤の使用中止と輸液により、血清Ca値は正常化し臨床症状も改善した.活性型ビタミンD3外用剤の使用に際しては、バリア機能が低下した症例では経皮吸収により高Ca血症をおこす可能性があるため、臨床症状に留意するとともに、血清Ca値や腎機能のモニタリングを行う必要がある.注意すべき副作用を家人に説明し、早期発見に努める必要がある.不定愁訴を訴える児に対応する際は、問診にて外用剤をも含めた投薬内容の確認を怠らないこと、血液検査で高Ca血症の有無を確認することが重要である.}, title = {活性型ビタミンD3外用剤により高カルシウム血症をきたした8歳女児例}, year = {2012} }