@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00013770, author = {阪, 哲彰 and 堀部, 永俊}, journal = {高山赤十字病院紀要, Japanese Red Cross Takayama Hospital}, month = {Mar}, note = {急性前壁梗塞にて入院加療後、間もなく左室自由壁破裂(Left ventricular free wall repture:LVFWR)を来たし救命困難となった症例を経験したので報告する。症例は健常な91歳 女性。胸痛・肩部への放散痛・嘔気を主訴に当院救急外来を受診した。心電図上I,II,aVL,V2-6に て広範囲なST上昇を認めており、心エコー上前壁部の広範な運動能の低下を認め、急性前壁梗 塞の診断にて同日心臓カテーテル検査を施行した。#7に100%の狭窄を認めたためそのまま経皮 的冠動脈形成術(Pericutaneous coronary intervention:PCI)を施行した。 PCI終了後もバイタルは安定していたが、突然血圧の低下、呼吸停止を来たした。直ちに胸骨圧 迫を開始、挿管を行ったが、心エコー上、多量の心嚢水を認め、心嚢穿刺をしたところ血性の心 嚢水を認めたため、blow-out型のLVFWRと診断した。 LVFWRは心筋梗塞後の急性期経過中に突然発症する病態であり、頻度こそ少ないものの場合に よっては瞬時に死の転帰をとる場合がある。}, pages = {14--16}, title = {急性前壁梗塞の加療後,左室自由壁破裂 (Left ventricular free wall repture:LVFWR)を来たした症例}, volume = {41}, year = {2018} }