@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00013650, author = {竹中, 奈苗 and 近藤, 史明 and 高橋, 純一 and 川田, 泰正 and 古谷, 敏昭 and 高橋, 清英}, issue = {1}, journal = {高知赤十字病院医学雑誌, Medical Journal of Kochi Red Cross Hospital}, month = {Mar}, note = {症例は96 歳の女性.94 歳時に一過性完全房室ブロックによる失神のためVVI ペースメーカー植 え込みが行われている.半年毎にペースメーカーチェックを行っているが心室ペーシング閾値は0.4-0.6V (pulse width 0.4ms)と問題なかった.今回,意識障害にて搬送され,脱水からの腎機能低下と,アン モニア上昇の関与が考えられ入院.第8 病日心拍数40bpm の徐脈を認め,ショック状態となった.ペー シング不全がありペースメーカーチェックを行ったところ,心室ペーシング閾値の上昇を認めた.ピルジカ イニド内服によるペーシング閾値上昇が疑われ,内服中止にて従来と同じペーシング閾値にまで改善し た.ピルジカイニドの血中濃度は3.7μg/mL(有効治療域:0.2~0.9)と上昇しており中毒域であった. 高齢者は容易に血中濃度が上昇しやすく適切なモニタリングと対応が必要である.}, pages = {11--14}, title = {ピルジカイニド中毒が原因と思われるペーシング不全の1例}, volume = {22}, year = {2018} }