@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00012219, author = {小林, 尚史 and 白石, 好 and 岡部, 圭介 and 大久保, 彩子 and 鈴木, 健一 and 砂川, 理三郎 and 貫野, 宏典 and 臼田, 亮介 and 中島, 昭人 and 中山, 隆盛 and 西海, 孝男 and 森, 俊治 and 磯部, 潔 and 古田, 凱亮}, issue = {1}, month = {Dec}, note = {遠隔転移を認めない直腸癌の標準治療は,肛門括約筋機能を温存する低位前方切除術,人工肛門を造設する腹会陰式直腸切断術を中心とした手術療法のほかに,放射線療法,化学療法,両者を併用した化学放射線療法があげられる。今回われわれは,腹会陰式直腸切断術の適応であったが,術前化学放射線療法が奏効し,腫瘍の縮小を認め,低位前方切除術が可能となった進行直腸癌の症例を経験したので報告する。症例は73歳女性.進行直腸癌に対して,腹会陰式直腸切断術を予定したが,術前全身評価にて呼吸機能不良および低栄養で全身麻酔下の手術が高リスクであると考えられた。患者,家族との話し合いの後, S状結腸に人工肛門を造設し,化学放射線療法(テガフール・ウラシル及びホリナートカルシウム,放射線量50 Gy)を行った.同時に薬物治療,呼吸機能リハビリテーションを施行し,栄養サポートチームにて栄養管理を行った.全身状態の改善を認めたため,再度手術を予定し,腫瘍の再評価を行ったところ,縮小を認め,低位前方切除術が可能となった。術後経過は良好で,合併症等を認めなかった}, title = {術前治療後に括約筋温存手術が可能となった進行直腸癌の1例}, year = {2004} }