@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00012210, author = {橋本, 翔太 and 北村, 裕貴 and 畑中, 信吾 and 岩佐, 成彦 and 山下, 光弘}, journal = {高山赤十字病院紀要, Japanese Red Cross Takayama Hospital}, month = {Mar}, note = {MRI検査では生体内金属によるメタルアーチファクトが顕著に出現するため、診断に有用な画像を取得することが困難な場合がある。当院ではこのような症例においてメタルアーチファクトの低減が可能となるsyngo WARPというソフトを導入した。メタルアーチファクトはシーケンスパラメーターを変更する事でも軽減が可能であるので、今回の実験ではTSE法を使用し、TE、受信バンド幅、空間分解能、スライス厚についてのアーチファクト低減効果と、VATによるアーチファクトの変化について検証した。実験では自作ファントム(3種類の金属)を用いて、上記のパラメーターを変化させたとき、周波数方向・位相方向それぞれにおいて短軸方向での歪み率を求めた。また実験の結果よりアーチファクト低減により効果のあったバンド幅、空間分解能の値を高値と低値で固定し、VATの値のみを変化させた。結果として、TEとスライス厚の変更ではあまり低減効果は認められなかったが、受信バンド幅、空間分解能の変更では効果が大きく認められた。VATの値が高値なほど歪み率、高信号アーチファクト共に減少するが、値を大きくするほど周波数方向へのボケが目立つことから、他のパラメーターも同時に変化させる必要があった。メタルアーチファクト低減効果のあるパラメーターを使用・変更することは画像劣化を伴うため、各パラメーターを組み合わせて少しでも画像劣化を防ぐ必要がある。実臨床での最適パラメーターの設定が今後の課題となった。}, pages = {23--26}, title = {メタルアーチファクト低減ソフト(WARP)を用いた生体内金属に対する効果の検討}, volume = {40}, year = {2017} }