@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00012113, author = {益田, 充 and 野間, 淳之 and 東出, 靖弘 and 上野, 剛平 and 宮本, 匠 and 上村, 良 and 細川, 慎一 and 横山, 智至 and 米永, 吉邦 and 伊東, 大輔 and 山下, 好人 and 一宮, 正人 and 宇山, 志朗}, journal = {日本赤十字社和歌山医療センター医学雑誌, Medical journal of Japanese Red Cross Wakayama Medical Center}, month = {Mar}, note = {【目的】当科におけるNOMI手術例を整理することで、NOMIにおける適切な手術の時機や方法を検討する。 【対象と方法】2009年12月から2016年8月に当科で手術施行した、NOMI26例について検討した。平均年齢は76歳。男性14例、女性12例。心血管疾患の既往は21例(81%)に認め、発症から手術までの平均は20時間であった。 【結果】初回手術で腸管切除を要したものは19例(76%)であり、退院前死亡は8例(31%)であった。2例(8%)でSecond look surgeryを施行(いずれも腸管切除)し、うち1例が死亡し、死亡率は50%であった。Second look surgeryを施行しなかった24例のうち7例が死亡、死亡率は29%であり施行した症例と有意差を認めなかった。その他退院前死亡や腸管切除の要否に有意に相関する周術期項目は見当たらなかった。 【考察】NOMI手術例においては、腸管切除を要するかを事前に予測するのは困難であり、またSecond look surgeryを施行することが必ずしも予後改善につながるかは不明であることから、適切な手術の時機や方法を検討するには、やはり多くの臨床所見等を踏まえた総合的判断が重要になると考えられた。}, pages = {61--66}, title = {当科におけるNOMI(非閉塞性腸管虚血)手術例の検討}, volume = {34}, year = {2017} }