@techreport{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00011865, author = {柿原, 直樹 and 西谷, 葉子 and 淺野, 耕太 and 能勢, 真梨子 and 高梨, 阿紗美 and 神田, 英一郎 and 西村, 暢子 and 大西, 瑛子 and 眞釼, 彩子 and 藤村, 恵子 and 西川, 正典 and 多賀, 千明 and 田村, 祐樹 and 河端, 秀明 and 井川, 理 and 山口, 真紀子 and 山下, 弘子 and 増田, 勝彦 and 野村, 富美雄 and 山口, 明浩 and 谷口, 弘毅 and 矢田, 裕一}, month = {Dec}, note = {当院では終末期の食欲不振食として、スープ食を作成した。2014年4月から2016年3月までに、43名(男性27名・女性16名)にスープ食を配膳した。対象患者の主たる疾患は消化器がん、耳鼻科がん、婦人科がん、泌尿器がん、呼吸器がん、血液がん、良性疾患であり、主たる症状は食欲不振、嘔気嘔吐、倦怠感、口腔内の痛み、下痢、腹部膨満、呼吸困難感などであった。8名が死亡退院したが、最後にスープを飲んでから死亡するまでの期間は1-5日で、臨終の直前までスープを飲むことができた。一口でも二口でも口から入るということは、単なる栄養状態の改善ではなく、生きる意志を覚醒する。スープ食は、"命に直面している患者さん"が最期までその人らしく生きるための支えとなりうると思われた。}, title = {いのちのスープ 終末期がん患者さんの食を支える試み}, year = {2016} }