@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00011859, author = {辻, 弓佳 and 松尾, あきこ and 高松, 一明 and 下尾, 知 and 経堂, 篤史 and 米良, 佳余子 and 小出, 正洋 and 椿本, 恵則 and 五十殿, 弘二 and 坂谷, 知彦 and 井上, 啓司 and 藤田, 博 and 山﨑, 琢磨 and 平松, 健司}, journal = {京都第二赤十字病院医学雑誌, Medical journal of Kyoto Second Red Cross Hospital}, month = {Dec}, note = {[目的]近年心エコー装置の発達は目覚ましく、感染性心内膜炎(IE)の診断においても中心的である。IEの心エコー図診断と手術所見、病理学的所見による診断の違いを検討した。[方法]対象は2010年から2015年に当院で開胸術を施行し、IEと診断した21例。術前の経胸壁心エコー図および経食道心エコー図と術中所見を比較検討した。[結果]平均年齢は63歳(29-84歳)。4例(19%)が人工弁のIEで、うち1例はショック例であった。術前に臨床診断に至らなかった症例は3例(14%)、開胸術における所見が術前の心エコー図所見と完全に一致したのは4例(22%)と少なかった。予後としては院内死亡例もなく、心臓死を認めなかった。[結語]心エコー装置の発達が著しくなった近年においても、開胸肉眼所見と一致できるほどの形態診断は容易とは言えず、特に治癒期IEの診断や人工弁周囲膿瘍の診断率は極めて低かった。しかし手術成績は良好であり、心エコー図にてIEを診断することの意義は高いと考えられた。}, pages = {17--22}, title = {感染性心内膜炎における心エコー診断と手術所見との違いについての検討}, volume = {37}, year = {2016} }