@article{oai:redcross.repo.nii.ac.jp:00011727, author = {坂本, 沙織 and 齋藤, 真理 and 菊池, 豊 and 安済, 達也 and 小林, 瑞 and 島村, 若通 and 保科, 優}, issue = {2}, journal = {日赤医学, The Japanese Red Cross Medical Journal}, month = {Sep}, note = {【背景】気管支喘息は慢性の気道炎症と、気道リモデリングによって、気道狭窄症状を反復する疾患である。呼気中一酸化窒素(FeNO)は気道炎症の間接的マーカーとして、喘息の治療選択・モニタリングに広く用いられつつある。FeNO値は未治療喘息のみならず、他のアレルギー疾患でも上昇するとされており、アレルギー疾患を合併した喘息児では、FeNO値の解釈は単純ではない。当科で測定した喘息児のFeNO結果を基に,合併するアレルギー疾患がFeNO測定に与える影響を検討した。【方法】2015年1月〜2016年1月に当院で検査を施行した喘息児326例(4~16歳)について、FeNO値と、アレルギー性鼻炎(AR)、アトピー性皮膚炎(AD)、ダニ・ハウスダスト(HD)感作、スギ花粉症、食物アレルギー合併の有無を後方視的に検索した。【結果】AR合併例、ダニ・HD感作例でFeNO値が高値だった。(AR合併あり24±1.1SD、AR合併なし18±1.5SD、p=0.0035.ダニ・HD感作あり25±1.3SD、ダニ・HD感作なし14±1.7SD、p<0.0001)AD、スギ花粉症、食物アレルギー合併の有無ではFeNO値に有意差を認めなかった。【結論】アレルギー疾患を合併する気管支喘息児では、AR合併例やダニ・HD感作例でFeNO値が高値になることが判明した。これらのアレルギー疾患を合併した気管支喘息児のFeNO値の解釈は慎重に行う必要がある。}, pages = {304--308}, title = {アレルギー疾患を合併する気管支喘息児の呼気中一酸化窒素値}, volume = {67}, year = {2016} }