当院における消化器・乳腺・甲状腺癌切除例の短期成績~最近15年間の変化~
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アイテムタイプ | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper |
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言語 | 日本語 |
キーワード |
悪性腫瘍, 手術, 短期成績, 在院死亡率 |
著者 |
吉野 実世
湯浅 典博 ( CiNii ID: 9000002887719 ) 竹内 英司 ( CiNii ID: 9000001336301 ) 三宅 秀夫 ( CiNii ID: 9000002891302 ) 永井 英雅 ( CiNii ID: 9000002896437 ) 服部 正興 宮田 完志 ( CiNii ID: 9000001336298 ) 後藤 康友 ( CiNii ID: 9000001479646 ) |
著者別名 |
YOSHIDA Miyo
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抄録 |
目 的:当院における消化器・乳腺・甲状腺癌切除例の短期成績の最近15年間の変化を明らかにする。対象と方法:1998年から2012年までの15年間の消化器癌・乳癌・甲状腺癌切除5862例を対象に、年齢、性、在院死亡率、術後在院日数の変化を5年ごとの3期に分け検討した。結 果:平均年齢は全体でⅠ期(1998年-2002年):63.3歳、Ⅱ期(2003年-2007年):64.9歳、Ⅲ期(2008年-2012年):65.6歳と有意に上昇しており、特に乳癌、胃癌、大腸癌で有意であった。在院死亡率は全体でⅠ期:2.2%、Ⅱ期:1.5%、Ⅲ期:1.0%と有意に減少しており、特に食道癌、大腸癌で顕著であった。平均在院日数は全体でⅠ期:26.0日、Ⅱ期:19.6日、Ⅲ期:16.1日と有意に減少しており、特に食道癌、胃癌、大腸癌、乳癌で顕著であった。結 論:最近15年間に消化器・乳腺・甲状腺癌切除例の年齢は高齢化していたが在院死亡率、在院日数は減少しており、短期の外科手術成績の向上を示している。
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雑誌名 | 日赤医学 |
巻 | 66 |
号 | 2 |
ページ | 453 - 458 |
発行年 | 2015-09-01 |
出版者 |
日本赤十字社医学会
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ISSN |
0387-1215
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書誌レコードID |
AN00184873
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著者版フラグ | publisher |
コンテンツ本体 | |
大見出し | 投稿論文 |
コンテンツに関連する検索キーワード | 甲状腺摘出 京都第2赤十字病院 |