急性B型肝炎の劇症化例にラミブジンが有効であった1例
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アイテムタイプ | 症例・事例報告 / Case Reports |
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言語 | 日本語 |
キーワード |
急性B型肝炎, 劇症肝炎, ラミブジン |
著者 |
森野 照代
長田 淳一 ( CiNii ID: 9000000379102 ) 三枝 明子 田中 洋一 宮 恵子 ( CiNii ID: 9000006166538 ) 阪田 章聖 ( CiNii ID: 9000002914431 ) 長田 浩彰 |
著者別名 |
MORINO Teruyo
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抄録 |
近年、爆IJ症肝炎の治療成績が各種補助療法により改善しているが、HBVによる場合、これまでは原因治療はIFN以外に特になく、また充分なものではない。I-IIV治療のため開発されたラミブジンは逆転写酵素阻害作用によりHBVにも効果があり、本邦でもB型慢性肝炎の治療に用いられている。B型劇症肝炎で入院した50歳男性に対して従来の治療に加えてラミブジン投与(lOOmg/日)を行った。ラミブジンは短期間でHBVウイルス量を減少させ、これに伴い肝再生の指標であるAFPの増加が認められた。本例の経過はラミブジンがB型康IJ症肝炎に対する有効な治療法であることを示していると思われる。
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雑誌名 | 徳島赤十字病院医学雑誌 |
巻 | 7 |
号 | 1 |
ページ | 52 - 55 |
発行年 | 2002-03-01 |
出版者 |
徳島赤十字病院
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ISSN |
1346-9878
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関連サイト |
徳島赤十字病院
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著者版フラグ | publisher |
コンテンツ本体 | |
大見出し | 症例 |