子宮内胎児発育遅延(IUGR)が疑われた症例における母体子宮動脈血流波形の検討
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アイテムタイプ | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper |
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言語 | 日本語 |
キーワード |
子宮内胎児発育遅延(IUGR), 子宮動脈血流計測notch |
著者 |
平尾 史朗
( CiNii ID: 9000003458960 ) 横田 成司 ( CiNii ID: 9000010047628 ) 平尾 務 ( CiNii ID: 9000003458961 ) 猪野 博保 ( CiNii ID: 9000002876341 ) |
著者別名 |
BEKKU Shirou
( CiNii ID: 9000003458960 ) |
抄録 |
母体の子宮動脈血流波形におけるnotch(収縮期末期と拡張期の間の波形の凹み)の有無は,妊娠中毒症や子宮内胎児発育遅延(IUGR)の発症に関連があるといわれている.平成12年8月から平成15年10月までに,IUGRが疑われた妊婦55例に子宮動脈の血流計測を行い,notch の有無と周産期事象について検討した.左右両側にnotchを認めたのは5例,片側に認めたのは11例,notchを認めなかったのは39例であった.notchを認めた症例は早産率,妊娠中毒症の発症率,緊急帝王切開率が有意に高かった.母体子宮動脈血流計測は,胎児発育が抑制された症例の周産期管理に有用な検査である.
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雑誌名 | 徳島赤十字病院医学雑誌 |
巻 | 9 |
号 | 1 |
ページ | 1 - 5 |
発行年 | 2004-03-01 |
出版者 |
徳島赤十字病院
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ISSN |
1346-9878
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関連サイト |
徳島赤十字病院
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著者版フラグ | publisher |
コンテンツ本体 | |
大見出し | 原著 |
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