自然気胸ドレナージ後の再膨張性肺水腫の1例
利用統計を見る
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
アイテムタイプ | 症例・事例報告 / Case Reports |
---|---|
言語 | 日本語 |
キーワード |
再膨張性肺水腫, 自然気胸 |
著者 |
宇山 攻
( CiNii ID: 9000018664038 ) 木村 秀 ( CiNii ID: 9000002871348 ) 湯浅 康弘 ( CiNii ID: 9000002871144 ) 清家 純一 ( CiNii ID: 9000018294543 ) 石倉 久嗣 ( CiNii ID: 9000002874017 ) 一森 敏弘 ( CiNii ID: 9000002949511 ) 石川 正志 ( CiNii ID: 9000002949512 ) 沖津 宏 ( CiNii ID: 9000002870810 ) 阪田 章聖 ( CiNii ID: 9000002914431 ) 郷 律子 ( CiNii ID: 9000001198428 ) 加藤 道久 ( CiNii ID: 000005885823 ) 酒井 陽子 甲藤 貴子 神山 有史 ( CiNii ID: 9000001561247 ) |
著者別名 |
UYAMA Isamu
( CiNii ID: 9000018664038 ) |
抄録 |
75才の男性.右自然気胸にて救急受診,10日間の完全虚脱状態でドレナージを行い,再膨張性肺水腫(reexpansion pulmonary edema, RPE)を予想しドレーンをクランプしつつ脱気したが4時間後にRPE を発症した.右肺のみに肺水腫を認めたため,左肺の保護とPEEP を別々に作用させる目的で,左右別分離換気を2台の人工呼吸器を用いて行った.同時に,シベレスタットナトリウム水和物(エラスポール100)も併用した.5日後に人工呼吸器から離脱し,10日後に問題なく手術が行えた.RPE 発症予防は穿刺ドレナージの時期と方法が問題で,急速な脱気は避けた方が良く,発症後の対策については分離換気とエラスポールが有効であった.
|
雑誌名 | 徳島赤十字病院医学雑誌 |
巻 | 10 |
号 | 1 |
ページ | 65 - 68 |
発行年 | 2005-03-01 |
出版者 |
徳島赤十字病院
|
ISSN |
1346-9878
|
関連サイト |
徳島赤十字病院
|
著者版フラグ | publisher |
コンテンツ本体 | |
大見出し | 症例 |