入院歴からみたCAPD患者支援について
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アイテムタイプ | 症例・事例報告 / Case Reports |
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言語 | 日本語 |
キーワード |
CAPD, セルフケア, 患者支援, 入院原因 |
著者 |
遠藤 智江
井上 和子 千村 貴美子 瀬尾 澄子 松崎 和代 一森 敏弘 ( CiNii ID: 9000002949511 ) 阪田 章聖 ( CiNii ID: 9000002914431 ) |
著者別名 |
ENDOU Tomoe
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抄録 |
CAPD は社会復帰を目的とした在宅療法である.通院回数が一ヶ月に1~2回で,自己管理でCAPD を維持することは体調の変化やトラブルの発生時には患者を不安にさせる.そこで過去5年間のCAPD 患者103例を対象に入院に至った原因や患者背景を調査し,より快適なCAPD ライフが送れるように支援ポイントを検討した.入院原因は,腹膜炎,出口部・トンネル感染,溢水などのセルフケア関連に起因するものが半数を占め,血液透析患者と比べ合併症での入院は少なかった.入院回数が多いのは高齢者であった.CAPD を維持良好とするためには,セルフケア方法の定
期的なチェックと指導,再入院時には個人に合わせた指導の強化が必要である.また,心疾患・DM 合併者には,基礎疾患に対してのコントロールが必要で特にDM において血糖コントロールが重要である.入院を繰り返す患者や長期維持患者には精神的サポートを含めた患者支援体制を整えることも重要であると考えられた. |
雑誌名 | 徳島赤十字病院医学雑誌 |
巻 | 12 |
号 | 1 |
ページ | 157 - 160 |
発行年 | 2007-03-01 |
出版者 |
徳島赤十字病院
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ISSN |
1346-9878
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関連サイト |
徳島赤十字病院
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著者版フラグ | publisher |
コンテンツ本体 | |
大見出し | 臨床経験 |