診断に難渋した結核性脊椎炎の1例
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アイテムタイプ | 学術雑誌論文 / Journal Article |
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言語 | 日本語 |
キーワード |
結核性脊椎炎, 脊椎感染症, 後方固定, 腰痛, 薬物療法, 化学療法, 高齢者 |
著者 |
丸山 征爾
玉置 康之 百名 克文 ( CiNii ID: 9000000392854 ) 田中 康之 栗山 新一 ( CiNii ID: 9000017179464 ) 川井 康嗣 井上 悟史 打越 顕 ( CiNii ID: 9000014249388 ) 植田 成実 別當 沙織 ( CiNii ID: 9000017179463 ) 高山 和政 ( CiNii ID: 9000017179462 ) 中村 賢治 古川 剛 石江 慎一郎 池上 達義 ( CiNii ID: 9000004442099 ) |
著者別名 |
Maruyama Seiji
Tamaki Yasuyuki Hyakuna Katsufumi ( CiNii ID: 9000000392854 ) Tanaka Yasuyuki Kuriyama Shinichi ( CiNii ID: 9000017179464 ) Kawai Yasutsugu Inoue Satoshi Uchikoshi Akira ( CiNii ID: 9000014249388 ) Ueda Narumi Betto Saori ( CiNii ID: 9000017179463 ) Takayama Kazumasa ( CiNii ID: 9000017179462 ) Nakamura Kenji Furukawa Tsuyoshi Ishie Shinichiro Ikeue Tatsuyoshi ( CiNii ID: 9000004442099 ) |
抄録 |
症例:73歳女性。腰痛を主訴に前医を受診。化膿性脊椎炎を疑われ、当科紹介受診された。理学所見、像所見より化膿性脊椎炎を疑い、起炎菌同定の為に生検術を施行したが明らかな起炎菌の同定はできなかった。臨床症状、画像診断より化膿性脊椎炎を疑い、抗生剤加療を開始した。抗生剤投与後3週より、不全麻痺、膀胱直腸障害が出現した。神経症状改善、起炎菌同定目的で、脊椎後方固定・前方掻爬骨移植術を施行した。術中検体より、結核菌PCR陽性、小川培地は4週で陽性、病理所見で椎体骨に乾酪壊死を認めたため結核性脊椎炎と診断した。その後、粟粒結核による結核性脊椎炎と判明し、薬物療法が開始され、改善傾向となった。
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雑誌名 | 日本赤十字社和歌山医療センター医学雑誌 |
巻 | 30 |
ページ | 79 - 84 |
発行年 | 2012-12 |
出版者 |
日本赤十字社和歌山医療センター
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ISSN |
1341-9927
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著者版フラグ | publisher |
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